現在まで接客業で様々なお客様とかかわり、楽しく仕事をしているのですが、
実は適応障害などの精神的に落ち込んでしまった経験があります。

なお現在も診断を受け療養中です・・・
私の様に精神的に落ち込みやすく、業種問わず悩みを抱えている方が多いと思います。
今ではHSPなどの言葉も増え、「自分もそうなのかも」と考える機会も増えましたね。
今回は私の心身の体調不良の実体験と対策を参考にして、「受診した方がいいのかな?」という悩みに寄り添えるお話をしていきます。



今回ご紹介するお話や方法でほんの少し毎日を楽しく彩っていきしょう!
今回のお話は「私自身で取り組んでみたこと」や「お医者様のお話をもとに挑戦していること」をお話しています。
すべて鵜呑みにせずお医者様の診断や投薬には必ず従ってください。
適応障害のきっかけ
まずは私が診断を受けた「適応障害とは何か?」をお話していきます。
診断に関してはお医者様によってもお話がされると思うので、あくまで一般的なお話をしておきます。
適応障害とは?



現職のお医者様のお二人がわかりやすく動画で説明してくださっています。
「何かストレスが原因で気分の落ち込みや、それをきっかけとして体にも影響が出てしまう症状」と私は認識しています。
私の適応障害の実体験
それでは私が実際に体験した適応障害の体験をお話ししていきます。
「え?そんなのみんな感じる事じゃないの?」や「それくらい社会人なら我慢しなよ!」と思い、そんな程度で病院に行ったのかと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、診断を受けた私が考えるのは「診断してもらって何もないならそれでいいと思う!」です。
- 気分の落ち込みが続く
- 食欲が落ちた・逆に増えた
- 突然涙が出た
- 息苦しい
- 楽しいと感じにくくなった
- 吐き気・気持ち悪さ
何かしらの症状を感じる事があれば、一度受診する事をおすすめします。
特に心療内科医や精神科の初診は予約が取りづらく、急を要する場面になるほど秒品にかかるのが遅れてしまいます。



ひどい症状まで進行したり、休職、退職となってしまう前に、ぜひ気になる方は一度受診してみてください。
1回目
最初に診断を受けたのは「2019年夏ごろ」でした。
原因は会社の人間関係・パワハラが大きい原因です。
2018年に中途採用で入社し、ちょうど1年たったころ発症しました。
私の入社した会社のスタッフとの関係は比較的よかったのですが、取引先のいわゆるお局様と取り巻きからの嫌がらせが原因でした。
あいさつを無視されるのは当たり前の状態で、何か失敗しては客様やスタッフの前で大声で叱責されるなどが約1年ほど続いていたある日突然、急に涙が止まらず職場に入ることが出来なくなり、病院にかかり適応障害と診断されました。
2回目
2回目は2021年11月です。
原因は前回と同じく職場の人間関係です。
もともと夏ごろから食欲が落ちていたり、気分が落ち込みやすいなどメンタル面で不調を感じていたのですが、
やはり仕事はストレスがつきものですし、もともとネガティブな自身の性格も原因だと考えてました。
そんなある日、ちょっとしたきっかけで同僚の1人とトラブルがあり、関係が悪化したことが大きい引き金となりました。
詳しい内容としては、気分の落ち込みと体調悪化が重なり具合が悪くなっているところに、そのスタッフ(Aさんとします)が「大丈夫?」と声を掛けてくれたのです。
私は心配させてはいけないと感じ、「別に大丈夫」と声を掛けたのですが、Aさんには「せっかく心配して声を掛けたのに冷たくあしらうような態度でイラついた」という印象を持たれてしまった様でした。
そのスタッフからは今までのような雑談をするような態度もなくなり、あいさつもされず休憩の時の声掛けもされなくなりました。
その状態が1週間ほど続き、上司に相談してせめてでも業務に関わる対応は普通にするようにしてほしいと間に入っていただいたのですが、状況は変わらず、他のスタッフからも「Aさんすごく落ち込んでるけど何を言ったの?」と逆に攻められるような事態になってしまいました。
私自身そのころには、食事もまともに取れず、不眠、職場に行けないという心身ともにかなりの症状がでてしまい、病院で適応障害と診断を受け休職する事となりました。
適応障害になって取り組んでいる事
適応障害などの精神疾患になって私が一番つらいのは気分の落ち込みです。
何をしていても楽しくない、楽しかったことも楽しく感じられない。
そして徐々に腹痛や吐き気など様々な身体的な症状も強くなり、普段通りの生活が難しくなってしまいます。
考え方を変える特訓を始めた
私はもともとネガティブで落ち込みやすい性格でした。
人から言われた言葉をずっと引きずり、褒められてもまともに受け取れないそんな人間でした。
なので、まずはこの「考え方を変える努力をしよう」と考えました。
参考にしたこと
一番私に当てはまったと衝撃を受けたのが「バウンダリー」についてです。
「境界線バウンダリー」を強くすると職場の人間関係の悩みが減らせる!でくわしくお話しています。
なんといっても相手の感情や考え方に振り回されすぎていたのです。
相手は相手、自分は自分という考えを強く持ち、自分のやるべきことに集中すればいいと認識する事から始めました。
実勢していること
睡眠
とにかく休むようにしました。
私が適応障害になったきっかけとして、出勤日、休日関係なく四六時中ストレスフルな思考の中にいたことがきっかけだと考えています。
そのため、規則正しい生活を心がけながらしっかりと睡眠をとる様にしました。
マインドフルネス瞑想
思考をクリアにする訓練をしたくて始めてみました。



メリットデメリットを感じることが出来たら、再度しっかりご紹介したいと思います。
外出する
外に出る事でリフレッシュになります。
私はもともとゲームや漫画、映画が好きなインドア派です。
休みの日は可能な限りゆっくり過ごしたいので、必要最低限の行動しかしなかったのですが、
自然を感じに遠出してみたり、行ったことのない場所に足を運んでみることを心掛けました。



そこで風景の写真を撮るという楽しみを発見しました。
友達に話す
友達と沢山話すこともおすすめです。
ただ、あまり精神的に落ち込んでいる時や愚痴ばかりだと相手にも迷惑が掛かってしまったり、自己嫌悪してしまう大きい原因になりえるので、少し回復して楽しくお話したくなったら行動する事をおすすめします。
新しいことに挑戦をする
新しい趣味に挑戦しても良いと思います。
私自身以前から楽しんでいた、ガーデニングやゲームに加えて、風景写真やノートでのコラージュ、つまみ細工など、新たな事にも挑戦しています。
毎日の楽しみを増やすことで日々の楽しいことや嬉しい事に目を向けることが出来ます。



また写真やコラージュは振り返った時に楽しい気持ちを思い出せるのでおすすめですよ。
まとめ|まずはしっかり休む
精神的な症状がでたり、診断された際に苦しいと思います。
頑張ってるひとや人一倍努力をする人、気を使える優しい人ほど苦しみやすいものだと感じます。
だからこそ、退職、休職含め、「休む」という事を罪悪感に囚われずしっかり自分を大事にすることを重要視してください。
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